トリガーポイントとは?
- 2014.10.31 Fri. テーマ:
- からだのこと
普段の姿勢や身体の使い方のくせによって筋肉中に生じる「コリ」で、その中でも離れた部位に痛みやしびれを飛ばすポイントのことをいいます。
「トリガー」とは「引き金」という意味で、ピストルの引き金を引くと弾が遠くまで飛ぶように、トリガーポイントは痛み・しびれを遠くに飛ばすことから名付けられています。
肩こりからくる頭痛や手のしびれ、腰痛からくる脚の痛みなどが代表的です。
このトリガーポイントが飛ばす痛みを関連痛といい、飛んだ先でも痛みの悪循環が起こり、また関連痛を飛ばし、どんどん症状が広がり、慢性的な不調へつながってしまいます。
関連痛パターンの例として、大腿直筋という股関節や膝を曲げる時に作用する筋肉なのですが、×印がついているところが負担や疲労が集中しやすい部分です。ここに発生したトリガーポイントは膝や大腿前部へ関連痛を飛ばしています。(赤い点が密集している部分程痛みを感じやすい。)
当院では痛みの原因となりうるトリガーポイントを探しだし、ストレッチと虚血圧迫によって筋肉をほぐし、調整していきます。
深層部の筋肉までよく効くトリガーポイント療法です。
トリガーポイントを解除することによって血行が戻り、こりもほぐれてきます。
トリガーポイント療法(筋肉の調整)の他にCMT、モビリゼーション(歪み・関節の調整)、生活習慣へのアドバイス、セルフケアを指導いたします。